2016年09月27日 (火)

「知らなかった」ではいつか苦労する!? 女性の年金事情

こんにちは、アーク&パートナーズの兼古です。

今日は、特に女性の皆様にお伝えしたいことがあります。それは、「今の年金事情をどのくらい知っていますか?」ということです。

年金制度は、時代ごとの社会状況に応じて変化しています。年金自体は男女ともに関係のある話ですが、ここであえて“女性”としたのは、社会的に期待される女性の役割の変化により、制度改正の影響をより大きく受けているためです。

女性の社会進出が当たり前ではなかった頃、結婚している女性のほとんどが専業主婦という時代がありました。その頃の年金制度には「脱退手当金」というものがあり、専業主婦となった大半の妻は、退職によって厚生年金を脱退し、払い込んだ保険料を清算していました。その後国民年金に加入するかどうかは任意になっており、年金制度に任意加入しなかった専業主婦の妻は、自分の年金はありませんでした。

なぜこんな制度があったのか。それは、昔の年金給付は夫婦単位で考えられていたからです。結婚した段階で女性は年金加入期間を清算し、将来は夫の年金で暮らしていきましょう、というような考え方です。現在はご主人の健康保険の扶養に入っている妻は、国民年金第3号被保険者として必ず年金制度に加入することになり、個人名義の年金を受け取れるようになっています。

しかし、この扶養の範囲で働くという考え方もこの10月からの社会保険の適用が短時間労働者に拡大することにより変わります。今までパートで働いていた方の一部は、ご主人の扶養から抜け、社会保険料を負担することになります。

若い方は、「年金を受け取るのはまだずっと先だから」と思ってしまうかもしれません。しかし、受け取れる年金は今支払っている金額や月数によって計算されるものなので、今からニュースに敏感になっておくべきです。どんどん変化している年金制度、将来の自分が困ることのないよう、準備をしておくことをおすすめします。

0927年金