2024年05月23日 (木)

マイナ保険証の今

マイナンバーカードが様々な用途に活用されるようになってきています。
その中でも注目されているのが、
マイナンバーカードを医療保険証として利用する取り組み(以下マイナ保険証)です。
令和6年12月2日より、健康保険証の発行廃止が決定しており、
まだ余裕はありますが将来的に必須となります。

今回は制度の現状と、そのメリット・注意点について説明いたします。

現在の導入状況

マイナンバーカード及びマイナ保険証の普及状況は下記のグラフのとおりです。

住基人口(日本に住所を有する人口)の内、マイナンバーカードを取得している人は75%以上、
実際にマイナ保険証を使ったことがある人は約20%程度となっています。

病院側のマイナ保険証対応状況についてですが、
全国の医療機関等(医療機関等マスタ登録分)229,119 機関の内、
既に207,861機関が運用開始しており、
90%以上の医療機関でマイナ保険証の利用が可能となっています。

カードリーダー等の準備中で実際の運用前という機関もあるため、
大多数の医療機関ではマイナ保険証をすでに使える、
または使えるようになると考えて相違ない状況です。
※利用可能な医療機関については厚生労働省のホームページやマイナポータルで確認することが可能です。

マイナ保険証利用のメリット

1.医療費の節約が出来る
  マイナ保険証を使った場合、通常の保険証を使うよりも20円
  (一部条件を満たした医療機関の場合は40円)安くなります。

2.高額医療に関する限度額適用手続きが不要
  ひと月の医療費が高額になり上限額を超えた場合、
  手続きを行わずとも上限を超える支払が免除されます。

3.確定申告が簡単に
  医療費控除の確定申告を行う際に、マイナポータルで連携した
  医療費通知情報を使うことで自動入力が可能です。

マイナ保険証利用の注意点

1.診療ごとに毎回提示が必要
  保険証の場合は月1回最初の診療時に確認し、
  同月内であれば確認を行わない医療機関もあります。
  しかし、マイナ保険証の場合は診療時ごとに提示する必要があります。

2.停電・通信エラーに弱い
  災害等に伴う、停電・通信エラーが発生すると情報の確認が出来ないため、
  利用できない場合があります。

マイナンバーカードとスマートフォンさえあれば、マイナ保険証の設定は非常に簡単です。
ぜひこの機会に、設定してみてはいかがでしょうか。

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≪2024年5月1日発行 マロニエ通信 Vol.255より≫
https://www.arcandpartners.com/info/maronie