2022年12月15日 (木)

公金受取口座を利用した給付金の受け取りについて

令和4年10月より、労働保険や健康保険の保険給付に際して、
公金受取口座登録制度を活用した給付の運用が可能となりました。

今回はこの公金受取口座を利用した給付金の受け取りについて解説いたします。

 

公金受取口座登録制度とは

公的給付の迅速かつ確実な支給を目的とし、
国民が金融機関に保有している預貯金口座を公的給付等を受け取るための口座として
マイナンバーと一緒に国(デジタル庁)に事前登録する制度です。

 

登録できる口座は本人名義の口座で、1人1口座のみです。
口座の変更や削除も可能です。
また、マイナンバーカードを取得していれば外国籍者でも登録可能です。

給付金申請時に同口座への振り込みを指定することで、
申請書への預金口座の記載や通帳の写しの添付、
行政機関における口座情報の確認作業等が不要となります。

 

口座登録の方法

現在、マイナンバーカードをお持ちの方は
マイナポータル(政府が運営するオンラインサービス)にて口座の登録が可能です。

来年度以降は金融機関の窓口等での登録も可能となる予定です。

 

対象となる労働保険・社会保険の給付等

令和4年10月以降、労働保険・社会保険の給付において、
公金受取口座を活用した給付の対象及び運用状況は次のとおりです。

 

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≪2022年12月1日発行 マロニエ通信 Vol.238より≫
https://www.arcandpartners.com/info/maronie