2018年12月06日 (木)

労働時間削減は社内コミュニケーションの見直しから

こんにちは、代表の黒川です。

日々の作業の中で、何にどれだけ時間を使っているか、細かく計算したことはあるでしょうか。

電話をし、メールを打ち、資料を作り、会議をするなど、仕事は作業の積み重ねです。

 

働き方改革で、労働時間の削減が叫ばれています。

単に短くするだけなら誰でも出来る。

作業途中で止めてしまえばいいのです。

でもそれでは意味がない。

時間を短くしても同じ質の作業が出来ることが前提です。

ならば無駄を省くしかない。

 

例えばメール。

これは現代版の手紙です。

毎日何通もの手紙のやり取りをするのは大変な負担。

枕詞や結びの言葉を選び、状況を文章で説明する。

とりあえずCCに入れておくという、承認依頼なのか共有なのかが不明な場合も多い。

手紙やFAXに代わり便利だったはずのメールが、ストレスであり自己満足のツールとなっている節があります。

 

180604_0813_済20181213

 

まずはメールを減らす。

社内コミュニケーションをチャットで簡素化し、話の流れがいつでも見られるようにする。

これだけでストレスは大幅に減るでしょう。

また、会議の在り方も見直すべきです。

ダラダラと状況説明をするような「共有」のための会議ではなく、「決定」のための会議にする。

 

コミュニケーションは、自分の時間も相手の時間も費やします。

自己満足や自己防衛のために人に何かを共有させたり余計な作業が加えられることは、

他人の時間を奪っていることに他ならないのです。