2018年01月04日 (木)

働き方改革を実践して

昨年は働き方改革が流行語となる1年でしたが、私たちも「自律した個の集合体」を目指し、

事務所移転、Work style2.0と銘打った働き方改革を行いました。

正直なところ、お客様へご提案する前にまずは私たちからと思い、始めた改革でした。

 

ONとOFFのメリハリをつけるため休日を増やし、

選択休暇、フレックスタイム制を導入してスタッフに裁量を委ね、

さらに労働時間に限度を定めることによりタイムマネジメントを意識するというものでした。

当初は戸惑いもあり十分に活用できないスタッフもいましたが、3ケ月もすると徐々に浸透していきました。

早く出社して早く退社するなどのペースを作る者、仕事の状況に応じて1日の労働時間に変化をつける者など、

1ヶ月の総労働時間が大幅に減少しました。

 

また、「自律した個」の育成を推進するため、社員研修も大幅に見直しました。

これまでの社内研修制度に加えて、人事労務研修は年間100種類から選んで受講できる仕組みを導入、

また、専任講師による毎月の定例研修も実施しました。

スタッフが興味のある研修を自ら選ぶことで、積極的にスキルアップを図り、

さらには職場を離れる時間を持つことで気分転換にもなる、メリットの多い取り組みとなりました。

 

働き方改革は、意識改革と環境整備の二つの軸があると考えています。

決して労働時間問題ではありません。

一人一人に細やかなフィードバックをすることで意識を変え、職場環境を快適に整える。

二つの大きな改革をしながらも、アウトプットは逆に改善される一年が実現できました。

スタッフの意識改革、行動変化に感謝したいと思います。

 

社労士を取り巻く環境は大きく変化しています。

この波に乗るのか振り落とされるのか。

それは私たちがお客様にご提供できるサービスの質に掛かっています。

 

2018年も私たちはこれを大きなチャンスと捉え、

継続的に求められる社労士法人を目指すべく、大きな飛躍の年としたいと考えています。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

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