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お客様から、有給休暇の取得率を上げたいというご相談がありました。
日本の有休取得率の低さは、長年問題視されています。
社員が十分に休めないことももちろん問題ですが、労働環境が良くないということは
社員離れに繋がり、会社の労働力低下に繋がります。
働き方改革として労働時間を減らして生産性を上げなければいけない現状で、
社員離れは痛いはず。
有休取得率の低い会社にはペナルティが!?
今、政府は企業の有休取得率に大変注目しています。
有休は最低でも年5日は取得させなくてはいけない、
取得させない会社にはペナルティを課すという法案ができたほどです。
有休は丸一日休むもの、半日休むもの、という考え方が、
真面目な日本人には取りにくいのかもしれません。
実は有休は時間単位で取得が可能なんです!
役所に行くために2時間だけ抜けたい、
子どものお迎えのために1時間早く帰りたい、
という使い方もできるのです。
時間単位での取得を導入したり、計画付与を行うなどの取り組みにより、
有休取得率は格段に上がるはず。
そのうち何か対策をしようと考えている会社も多いでしょう。
しかし、国会での案が通ってからの対応では手遅れかもしれません。
有休取得率改善には早めの対策が必要
社内の仕組みを整備したり、時間単位取得や計画付与を社員に浸透させるには、
それなりの時間がかかります。
最近はSNSが普及し、残業が多い、休めないなど労働環境の悪さがすぐに外部に
広まってしまう時代です。
大事な人材を失わないために、労働環境改善への積極的な姿勢が問われています。