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昨年はアルバイトに対する法定労働時間超過勤務や賃金未払いなど、
ブラックバイトが話題になりました。
大学生にとっては身近な話題ですから、これから就職活動を控えている人の中にも
「ブラック注意」という考えが強く残ったのではないでしょうか。
弊社では今年も新卒採用を予定していますが、私個人的にはブラックバイトのようなメディア報道によって、
学生達の仕事に対する価値観が偏ってしまうのではないかと少し心配しています。
「労働=報酬」という認識はその通りであって誤りではありません。
当然、仕事に対して賃金を支払わないなど言語道断、決して許されることではありません。
しかし、誰もが育成期間(下積み)を経ることによって、「一人前の社会人」になるということも事実。
実際社会に出れば、休みの日でも仕事のことで頭がいっぱいという日々が続くこともあるでしょう。
以前、仕事のやりがいとは裁量によって決まるという話をしましたが、時間や対価など表面的な部分
だけで仕事を判断してしまうほど勿体ないことはありません。
ブラックバイトやブラック企業など、昨年は極端な労働問題がメディアに取り上げられる機会が多くありました。
これから就職活動を行っていく学生さんは、今後長い時間を費やしていく“仕事”というテーマにおいて、
メディアに左右されず真摯に向き合いながら、自分なりの答えを見つけて欲しいと思います。