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企業の福利厚生と聞いて、最初に何を思い浮かべるでしょうか。
住宅手当や育児休暇、人間ドック受診料の補助など、様々な種類があるでしょう。
福利厚生には、健康保険法や労災保険法など法律で定められたものと、
それぞれの企業が独自で設けているものがあります。
働き方改革で注目されがちなのは後者。
「面白い福利厚生がある会社」「こんな福利厚生があるなら入社したい!」など、
話題性のあるユニークな福利厚生が増えてきました。
家族の記念日を休暇にし特定の休みが増えたり、
朝食無料サービスや飲み会に補助金を出すといった話が注目されがちですが、
目先のちょっとしたメリットに心を奪われているように感じます。
いざという時に社員を助けてくれる福利厚生は「目に見えない福利厚生」です。
育児休暇や退職金の充実は、何かあった時の保険のようなもの。
普段はメリットと思えなくても、必要とする時に社員を支える、縁の下の力持ち的な制度です。
福利厚生とは、会社の目的を達成するための制度であり、
従業員のパフォーマンスを最大限発揮するための支えとなるもの。
そして、キャリアアップを助けるものです。
センセーショナルな福利厚生に惑わされず、福利厚生の本来の狙いは何かを考えてみてはどうでしょう。
弊社が取り組む“Enjoy Work!”、こういったものでありたいと考えています。