2018年11月01日 (木)

「目に見えない福利厚生」が会社を支える

企業の福利厚生と聞いて、最初に何を思い浮かべるでしょうか。

住宅手当や育児休暇、人間ドック受診料の補助など、様々な種類があるでしょう。

福利厚生には、健康保険法や労災保険法など法律で定められたものと、

それぞれの企業が独自で設けているものがあります。

 

働き方改革で注目されがちなのは後者。

「面白い福利厚生がある会社」「こんな福利厚生があるなら入社したい!」など、

話題性のあるユニークな福利厚生が増えてきました。

 

家族の記念日を休暇にし特定の休みが増えたり、

朝食無料サービスや飲み会に補助金を出すといった話が注目されがちですが、

目先のちょっとしたメリットに心を奪われているように感じます。

 

いざという時に社員を助けてくれる福利厚生は「目に見えない福利厚生」です。

育児休暇や退職金の充実は、何かあった時の保険のようなもの。

普段はメリットと思えなくても、必要とする時に社員を支える、縁の下の力持ち的な制度です。

 

福利厚生とは、会社の目的を達成するための制度であり、

従業員のパフォーマンスを最大限発揮するための支えとなるもの。

そして、キャリアアップを助けるものです。

センセーショナルな福利厚生に惑わされず、福利厚生の本来の狙いは何かを考えてみてはどうでしょう。

弊社が取り組む“Enjoy Work!”、こういったものでありたいと考えています。

 

180604_0774_済20181101