2016年06月18日 (土)

従業員のキャリアアップと理想の組織の両立

先月更新した「従業員の育て方」というブログの中で、

成長=経験というお話をしました。

そこで本日は、前回の内容を踏まえて、

経験を元にした従業員のキャリアアップと、

経営者が考える理想の組織についてお話してみたいと思います。

 

一心不乱に仕事をして成功と失敗を数多く経験することが、

ビジネスマンとしてのキャリアアップであるならば、

その目的について皆さんはどのようにお考えでしょうか?

 

素晴らしいキャリアを持ったビジネスマンであれば、

給与や待遇面が優れた職場に転職もできます。

興味がある異業種に活躍のステージを移すこともできるでしょう。

または、キャリアを糧に起業するという人もいるかもしれません。

様々な選択肢があって良いと思います。

 

ちなみに、私が考えるキャリアアップの目的とは、

「日本の中でどこに放り出されても生きていける自立した人材になること」です。

 

私自身、ビジネスマンとしての経験を積んできた中で、

そのような目的を持ちはじめたことで、

とても視野が広がりました。

 

なぜなら、キャリアをもとに、

より資本力の高い安定した企業に転職するよりも、

自分がどこにいても協力を望まれるような能力を持った人材になったほうが、

本当の安定を手に入れることができ、

より仕事を楽しめるようになるからです。

 

とはいえ企業と従業員は雇用関係にありますから、

従業員の安定を考えるのは企業の務めでもあります。

しかし、雇われるという意識が高いと、

モチベーションをそぎ落とし、

そのような人が増えれば組織 の力は弱まります。

 

理想の組織とは、

向上心に溢れ自立したビジョンでキャリアアップを考える

タレントの集合体なのかもしれませんね。

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