2015年09月03日 (木)

優秀な学生ほど結果を急ぐ。新卒採用面接で感じたこと

こんにちは、アーク&パートナーズ代表の黒川です。
今年で新卒第二期を迎えている弊社ですが、ここ数ヶ月は昨年同様、
応募者の採用面接を通じて、多くの学生と話をしてきました。

たくさんの学生と向き合って話す中で、私自身が素直に感じたことは、
私たちが新卒だった頃と比べて、今の学生はとても優秀だということです。

 

まず、当時の私たちとは持っている情報量が違います。
それに伴って、ITスキルも高く、プレゼンをはじめ、自分の活かし方も上手です。
また、「自分が会社に入って何をしたい?」という未来についても自問自答してきており、
将来のビジョンを持っている人も多い。話していて嬉しくなります。

ただ、優秀である反面、“すぐに結果を求めがち”という傾向も見受けられます。
つまり、ビジョンに対してミスなく一直線で向かおうとしているということですね。

 

しかし、誰しも社会に出れば間違いを起こし、一方通行で行き詰まることも多々あります。
ビジョンへのルートは一直線ではなく、あくまで螺旋状。
“石の上にも3年”という言葉がありますが、私は優秀な人ほど
このような考え方を大事にして欲しいと思います。

 

素晴らしい能力とビジョンを持った優秀な人材が、自分の思い描いた一直線通りに
進まないからといって、すぐに進路を変えてしまうのではあまりに勿体ないです。
今後接する学生には、
色々な道を四苦八苦しながら経験することで、自身の世界が広がっていくという
仕事の素晴らしさ
についても、教えてあげたいと思いました。

 

 

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